@article{oai:aichi-pu.repo.nii.ac.jp:00000293, author = {伊藤, 秋江 and イトウ and Ito, A.}, journal = {愛知県立大学大学院国際文化研究科論集}, month = {}, note = {P(論文), 本稿では、レイナルド・アレナスの長編小説『めくるめく世界』の人称の分析を通し、テクストに内在する「流動性」を明らかにしつつ"眩惑する(alucinar)"テクストの原理を探究することを試みる。無論、この場合の"眩惑する"は、その複雑で難解な構造によって"読者を眩惑する"の意である。公式な歴史を否定し、現実の複数性を示す意図で書かれたとされるこの小説において、語りの手段として三つの人称(一人称・二人称・三人称)が使用されていることは、先行研究においても度々指摘されてきた。以下にこの人称の混用を取り上げ、「語りの主体」の問題を軸に具体的な分析を加えていくことにする。}, pages = {1--24}, title = {眩惑する(alucinar)テクストの原理 : レイナルド・アレナス『めくるめく世界』の人称分析}, volume = {8}, year = {2007} }